ギャンブル中に食べるベストフード

幸運とお金が手に入ることを願って、元旦に緑の野菜とブラック・アイド・ビーを食べる、アメリカ南部の習慣を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。昔から食べ物と運とは強いつながりがあるようです。

ギャンブラーやプロのゲーマーたちはこのことをよく承知しています。世の中には数多くの迷信がありますが、勝つのに役立つ食べ物は実際にあるのでしょうか?カジノで優勢となり、気持ちをフレッシュに保ち、目を利かせ、お腹が鳴らないようにしてくれる食べ物は何なのでしょう? 

矛盾するように聞こえるかもしれませんが、実は空腹状態でギャンブルする方が賢いのです。

でも、プレイする前や短い休憩時間には、どんなものを食べるべきなのでしょうか?

おすすめしたいのは、ブルーベリーです。ポーカープレイヤーのジェイミー・ゴールドに訊いてみてください。彼はブルーベリーを食べて2006年ワールド・シリーズ・オブ・ポーカーのメインイベントで優勝したのです。

ブルーベリーにはフラボノイドという抗酸化物質が豊富に含まれており、それが脳の機能や記憶力を高め、神経の修復すら助ける効用を持つのです。英国のレディング大学の研究によれば、朝ブルーベリー・スムージーを飲んだ人たちは、ブルーベリーなしのスムージーを飲んだ人たちよりも、5時間後に認知機能に向上が見られたようです。

ゲームをすることが分かっているなら、早めにブルーベリーを食べておくのが賢明ですね!

アボカドも素晴らしい選択肢です。脂肪が多く、そのカロリーの77%を占めていますが、それが脳に とって有益なのです。一価不飽和脂肪は記憶力と認知機能を高めることが証明されています。アボカドはフルーツの中で最大のタンパク質分と最小の糖分を含み、繊維分も多いため腹持ちが良いのです。リンゴに含まれる抗酸化物質のルテインとゼアキサンチンも目がよく働き、カードに集中するのを助けます。

脂肪分が高く油を多く含む魚類に含まれるオメガ3の脂肪酸は記憶と心理機能を高めます。私たちの体はこれらの重要な脂肪酸を自分で作り出すことができないため、食べ物からそれらを摂取する必要があるのです。サケ、マス、サバといった魚類がお好きでなければ、ナッツ類から健康的な脂肪を摂取することができます。しかし、ナッツはカロリーが高いことを覚えておいてください。また、塩分や糖分の多いナッツ類も避けましょう。血糖値の昇降によって集中力が乱されますから。

ブロッコリーは知力と記憶力を高め、ゲームを好調に続行させる助けとなります。この濃い緑の野菜にはコリンという、アセチルコリンの生成に必要なビタミンで、筋肉制御・記憶・注意力に関係する必須の神経伝達物質が豊富に含まれています。